高信頼性
ISO9001で徹底した
品質管理を実施。確かな
検査設備・体制を構築。
関西パイプ工業ではいち早くISO9001、ISO14001の認証を取得し、徹底した品質管理、環境への負荷低減のための改善活動を行っています。工程ごとに厳重な品質チェックを行うことはもちろん、製品の最終検査、各種機械試験の実施で品質管理に万全を期しています。引張試験機からサーモグラフィ、超音波探傷器といった各種計測機器を完備し、品質保証部門の専任スタッフによる検査を徹底。品質体制やプロセスの継続的な改善と強化に努めています。
品質は人が作り上げるとの考えから、社員教育に力を注いでいます。製造部門の社員を対象に、品質維持のための技術・技能の向上を目指した研修を定期的に実施。全員が品質の維持・向上に対して高い意識を持っています。顧客満足度向上を目指し取り組んできた品質への信頼性の高さは、大手メーカーのOEM製品の供給実績に表れています。
最新の観察機器を導入し
金属材料を分析・評価
ひとつ上の品質を目指して。
金属材料を供給するメーカーとして、お客様の研究開発をサポートする企業として、もうひとつ上の品質を目指し、EDX装置付走査電子顕微鏡や全方位電動ステージ式マイクロスコープなど最新鋭の観察機器を導入しています。
金属材料の品質や組織の安定性を社内で観察することで問題の原因を見つけ出し、速やかに改善する体制も整えています。課題の早期解決によって、品質の維持・向上はもちろんのこと、試作品開発のスピードアップにもつなげています。また社内で評価・分析を行うことで知見やノウハウを蓄積し、それらを新しい技術の開発に生かしています。
200種の機械を保守する
設備技術者を配置。
生産を止めない強さを。
関西パイプ工業では社内に機械の保守・メンテナンスの専門部隊を持ち、安定的な生産体制の構築に努めています。材料加工からマシニングセンタによる切削加工、組立まで、多様な製造加工を手がけていることから、社内には200種類におよぶ機械があります。これら設備機械の故障を防ぎ、パフォーマンスの維持を目指して、社内に設備技術部門を設置。タイムレスな事後保全はもちろんのこと、定期的な点検・修理を行って予防保全を推進しています。安全な作業環境を守るための対策も日々実行しています。
社内全体で保全意識を高めスキルアップを図ると共に、設備技術者と各機械のオペレーターが連携して予知保全に努め、 “生産を止めない“製造現場を追究しています。
アナログ×デジタル×多世代
一歩さきへ、ひとつ上を
関西パイプ工業の品質保証部に導入している機器は、昭和生まれのアナログ装置から、新世代のデジタル機器まで非常に幅広いのが特徴です。創業80年を超える金属材料メーカーならではのラインナップと言えるかもしれません。例えば、加工製品の表面を見る表面粗さ形状測定器は、デジタルだけでなくアナログの機器も併用します。
デジタル表示された数字だけでなく、アナログ装置で示される波形も確認することにより、表面粗さ測定の原理を理解し、さらなる改善へ向けた判断力を養っています。品質保証部にはベテランから若手まで多世代のスタッフを配置し、品質保証の技能、金属材料の分析・評価技術の継承に努めています。